かみ合わせ治療
歯の噛み合わせと人間の運動機能との関係は、例えば片足に下駄、もう片方に靴を履いて歩いてみると、当然、身体が傾く。そうすると、腰が痛いなどの色々な不調がでてきます。
身体の姿勢に最も関係するのは、腰椎、頚椎、胸椎、肩、股関節、仙腸関節などの形態、機能、位置です。普段の身体の傾き(姿勢)が変われば顎や頭への重力のかかり方が変わり、噛み合わせが変わります。姿勢が悪くなって猫背にだんだんなってくると噛み合わせも変わってしまいます。反対に噛みあわせを良くすると姿勢にもよい影響があります。選手がマウスピースを使って噛み合わせを変えると、身体の傾き(姿勢)が変わるため、今まで以上の筋力が発揮されるようになるのはその理由です。ただ、悪い姿勢の癖がついている人は意識的によい姿勢をするように気をつけないといけません。また噛み合わせが先ではなく、姿勢の問題が先にあり、そのために噛み合わせが変化していることも多いようです。人の身体はその人の意識の持ちようにより、変化します。いつも脱力した姿勢をしている人は気持ちも脱力している傾向を持つことが多いようで、体の間違った使い方(癖)が非常に体を痛めているようです。かなり多くの病気が癖により引き起こされていることが指摘されています。西洋医学で言うといわゆる生活習慣病がそれです。
それと同じように噛み合わせが悪いと、まず顎のまわりの筋肉に影響が及びます。異常な噛み方を長期間続けていると、顎のまわりの筋肉に無理な力がかかり、筋肉の異常緊張による疲労感や痛みが生じます。すると、これらの筋肉とつながっている首の骨や筋肉は顎のまわりの筋肉を助けようとするために影響が及び、首はもちろん、腕や肩、背中にも痛みが広がっていきます。顎の骨は全身の骨と繋がっているので、顎の骨や顎関節が歪んでしまうと、その歪みは脊柱から骨盤さらには全身の歪みへとつながるわけです。この歪みが、手足のしびれ、腰痛、膝痛、股関節痛などの原因となります。わずか、一本の歯の数ミクロンのズレが、背骨を歪ませてスポーツ選手が実力を発揮できないこともあります。

スポーツとマウスピース 診断システム
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